2008-05-07

08.05.06 暑寒別岳(1491.6m)

予定していた浜益御殿がやっぱり少雪だったので、目的地を変更して目指すは増毛山地の主峰・暑寒別岳。ここなら夏道がありますから、いくら雪が溶けていても安心です。





天候:晴れ(山頂部ガス)
気温:0.1 ℃
風速:N 3.1 m/s



参加者:長谷川さん
ガイド:土栄



行程
06:57 駐車場 発
08:04 佐上台 着
10:00 滝見台 着
11:46 暑寒別岳 着
     お昼
12:06 暑寒別岳 発
13:00 滝見台 着
14:17 佐上台 着
15:13 駐車場 着



所要時間:8時間16分
  登り:4時間49分
  下り:3時間07分
歩行距離:16.9km
累積標高:+ 1276 m



山行の様子


暑寒荘を横目に歩き出せば、斜面には見事なまでに雪がありません。若々しい緑につつまれた登山道を行きます。まさかゴールデンウィーク中に登山道を歩くことになろうとは・・・

1合目・2合目と夏山気分で距離を稼ぎ、ようやく登山道が雪で覆われだすのが3合目から上。三等三角点・炭釜ノ上(1075.8m)がよく目立っています。あそこまで行けば7合目もすぐそば。山頂も見通せるはず。

急登を一歩一歩。きついけれど、ここが頑張りどころです。ほら、後に日本海が見えてきましたよ!

三角点を間近にして、にわかに空がかき曇ってきました。ここまで眩しいほどの陽光を浴びてきたのに・・・。この後どうなる?

三角点から見通すと、標高1300mくらいから上はすっかり雲に覆われていました。9合目を越え、頂上台地への最後の登りは、まるで雲の中へ歩き込むよう。

頂上台地は季節はずれの氷の世界。もう今シーズンはエビのしっぽを見ることもないと思っていましたが。

歩き始めから5時間近くかけて、ようやくやってきた暑寒別岳山頂。風が止むと太陽の暖かさを感じるので、辺りを取り巻く雲の厚さはそうたいしたことないのでしょう。時折薄雲越しに太陽の存在が確認できます。群別岳の勇姿が見たかったのですが、この分だと景色はお預けですね・・・。

下山にかかると、再び青空の下。日本海の上に浮かぶ白雲。やはり山頂付近だけ雲に覆われていたようです。

長い1日の締めは新緑萌えるダケカンバの並木道。そろそろ夏山シーズンの始まりですね。

帰り際、留萌から振り返ると、なんと山頂にかかっていた雲は消え、海越しに美しい雪の暑寒別岳が見えていました。もう3~4時間早く晴れてくれていたら・・・なんていうのは言いっこなしで。

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