2008-09-08

08.09.08 赤岳-黒岳 縦走

紅葉時季おすすめの定番コース、赤岳-黒岳縦走。赤岳の斜面でナナカマドの紅葉を愛で、高山帯でウラシマツツジの紅葉を楽しむ。大雪山の秋はこのコースから始まります。






天候:快晴のち晴れ
気温:13.4℃
風速:S1.4m/s



参加者:小野さん・藤田さん
ガイド:土栄



行程
07:06 銀泉台 発
08:45 駒草平 着
10:02 赤岳 着
10:48 白雲分岐 着
11:52 北海岳 着
13:22 黒岳石室 着
     お昼
14:00 黒岳石室 発
14:24 黒岳 着
15:46 リフト乗場 着



所要時間:8時間40分
歩行距離:14.3km
累積標高:+1143m / -1099m
歩数:18353歩



山行の様子

既に色づきが始まっている赤岳第一雪渓。歩き始めてすぐに現れる紅葉に、早速気持ちが盛り上がります。

遠くに目をやれば、山の裾野を埋めるように低い雲が入り込み、真っ白な雲海となってキラキラ光っています。雲海というものは、どこか厳かな気分になるものです。

白と黒の景色の後には、再び鮮やかな紅葉が現れます。駒草平を抜け、赤岳第三雪渓。ここからの急登は今日一番の頑張りどころです。

登るごとに涼しくなる風を受け、やってきた赤岳山頂は真っ青な空の下。これから目指す黒岳も望めます。そう、あそこまで行くのですよ。

赤岳から小泉岳までの間はお花の一大名所ですが、 9月になっては荒涼とした風景が広がるばかり・・・。と、終わりかけのクモイリンドウがちょうちんのような風情のある姿で待っていてくれました。

徐々にわき上がる雲に追いかけられるように先を急ぐ私たち。北海岳までさっさと歩き、振り返ると白雲岳は巻積雲の下。まだお天気は持ってくれそうです。

北海岳から北海沢へ。たおやかな流れの向こうに見えるは黒岳。あそこまで登ればあとは下る一方ですから。

屋根の葺き替え作業中の黒岳石室にて、遅いお昼にしましょう。雲はもくもく湧いているのですが、私たちの頭上だけを残してくれているようです。

黒岳へ登る最中、紅葉の向こうに赤岳から白雲岳に続く稜線を見て。あんなところからはるばる歩いて来たのです。


黒岳からの下り。マネキ岩の向こうには駒草平が見えています。やっぱり今日はよく歩いた!

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