2009-09-05

09.09.05 愛別岳(2112.7m)

大雪山の中で最も特異な山といえば、愛別岳の名前が挙げられます。なだらかな山系の中で、その尖峰は孤高の存在と言えるでしょう。





天候:晴れ後雨時々曇り
気温:15.6℃
風速:W0.4m/s



参加者:2名様
ガイド:土栄



行程
06:14 愛山渓 発
06:40 分岐(下) 着
08:10 分岐(上) 着
09:52 銀名水 着/発
11:28 分岐(上) 着
12:08 六の沼 着
     お昼
12:33 六の沼 発
13:49 分岐(下) 着
14:30 愛山渓 着



所要時間:8時間16分
歩行距離:12.0km
累積標高:±1014m
歩数:14313歩



山行の様子

旭川を発つ時にはどんよりとした雲に覆われていましたが、登山口の愛山渓に着く頃にはすっかり青空となっていました。目指す愛別岳も見えています。長い一日の始まりです。

登るに連れて青さを増す空。涼しい秋の空気に太陽の光が暖かく。これは絶好の秋山日和ですね。

時季がまだ早いため全く期待していませんでしたが、紅葉もすっかり見栄えするようになっていました。きれいきれい。

青空と雲とそして虹と。ああ、良い日だなあ。

と思いきや、ほんのわずかの休憩中に白いガスが湧く湧く。雨も降る降る。いや、こんなのはほんの一時のこと。きっとまた晴れる・・・かなあ。

雨とガスの中でも紅葉はきれいなもの。今日一番良かったのは銀名水付近から当麻乗越方面。

雨は降っているけれど雲はまた高くなってきて、永山岳・安足間岳・当麻岳と続く稜線は見えています。様子を見ながらもう少し登ってみようか・・・と思っていた矢先、轟く雷鳴。即下山決定。ここから先、雷から身を隠す場所は一つとしてありません。安全第一。

時間はまだありますし、雨は降ったり止んだりだし、ガスも時折晴れるし、沼ノ平でも寄っていきましょうか。

この草紅葉を見たかったんです。斜面のナナカマドも鮮やかできれいですが、落ち着いた枯草色もまたいいものです。

雨降る六の沼から、ガスの向こうにうっすらと見え隠れする愛別岳を望んで。今日は残念でしたが、来年ぜひ登りましょうね。

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