2009-09-14

09.09.14 チロロ岳(1880.1m)

オリジナルプログラム初登場となる北日高の秀峰・チロロ岳。次々変わる沢景色に、長い行程も飽きることはありません。山頂からの景色にも期待。





天候:快晴のち晴れ
気温:14.8℃
風速:N1.7m/s



参加者:3名様
ガイド:土栄



行程
07:34 登山口 発
08:52 下二股 着
09:10 上二股 着
10:08 乗越 着
10:39 二股 着
11:31 コル 着
12:07 チロロ岳 着
     お昼
12:47 チロロ岳 発
13:29 二股 着
14:46 上二股 着
16:05 登山口 着



所要時間:8時間31分
  登り:4時間33分
  下り:3時間18分
歩行距離:9.6km
累積標高:±1437m
歩数:9804歩



山行の様子

こんな真っ青な快晴はいつ以来?狭い谷から見上げると抜けるような秋の空が頭上を覆っていました。

短い林道を終え取水ダムを越えると、後は延々と沢沿いの道を行くことになります。水に浸かって歩くわけではありませんが、濡れた岩が滑りやすいため沢靴を履きました。

時にはハシゴやロープも出てきます。岩がもろく土壌も崩れやすく、ちょっと緊張する場面もありました。

標高1400mくらいから沢の両岸に紅葉が目立ち始めます。ミネカエデ・オガラバナ・ナナカマド・ダケカンバ・・・。紅葉の代表的な樹種たちがいい色に変わりつつありました。

一本目の沢を抜け、一度尾根を乗越し、二本目の沢に出るのがこの山最大の特徴。大きな岩が堆積する広い沢です。

途中、ミヤマアケボノソウの群落を発見。他のお花がほとんどなくなっているだけに、その存在感は圧倒的です。

盛大なクマの掘り返しを横目に、チロロ西峰の斜面に突き上げていくと、

やがて見えてくるチロロ岳山頂部。丸みを帯びたたおやかな姿です。ここからようやく普通の登山道です。

急登をヒイヒイいいながら登れば、ほどなく低いハイマツに囲まれたチロロ岳山頂。

山頂からの景色は抜群。1967峰を中心に、ピパイロ岳と北戸蔦別岳が両翼のように広がり、幌尻岳・十勝幌尻岳が背後を固めます。幾重にも連なる日高の山並みを最北部から眺めているのですね。

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