雨のち曇りの予報に期待をかけて登った一等三角点の山・三頭山。その結果は・・・?
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天候:雨
気温:10.4 ℃
風速:NW 2.3 m/s(平均)
参加者:金田さん
ガイド:土栄
行程:
07:30 登山口 発
08:52 五合目 着
10:14 反射板 着
11:01 三頭山 着
11:09 三頭山 発
13:57 登山口 着
所要時間:6時間27分
登り:3時間31分
下り:2時間48分
歩行距離:12.8km
累積標高:±1025m
歩数:20257歩
山行の様子:
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登り初めからしっとりとした霧に包まれた三頭山。やがてポツポツ小雨が降り出しました。晴れとまでは欲張りませんが、せめて雨が止んでくれれば。
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景色が見えない雨の日は、いつもよりお花たちに目が行くもの。ぎゅっと凝縮されて一段と赤紫の鮮やかさが引き立つムラサキヤシオの蕾から、しずくが今にも落ちそうになっています。
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足下のヒトリシズカ。白い花糸の間に水滴が捉えられている様子が見て取れます。なんだかミクロの世界に足を踏み入れたような。
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雨に濡れたサンカヨウの花弁がうっすら透けて見えるのは、なんともいえず可憐なものです。こんな花を見られるなら雨でも歩く価値があります。
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八合目の脇にある反射板。晴れていればこの辺りから展望が開け、高いところへ登ってきた実感が湧くのですが、今日は花の種類が変わることでその代替としましょう。
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早速チシマフウロが現れて目を楽しませてくれます。濃紫の花色はガスの中でもよく目立っていました。
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あまり見ないミドリニリンソウも。こちらは周りの緑にとけこんで、そう目立つわけではありませんが、地味ながらも趣のある花です。
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ヒメナツトウダイもたくさん咲いていました。不思議な花です。
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そして山頂直下にハクサンチドリ。割合どこででも見かける花ですが、このゴージャスさはなかなかのもの。
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その他にも色々な花を見ているうちに、気がつけば三頭山山頂。結局景色は見えずじまいだったものの、これだけお花を楽しめれば問題ありません。雨に濡れる花々から生気をもらった気がします。
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