2008-06-11

08.06.11 沼ノ原

大雪山の本名・ヌタプカウシペ。その名の由来をひもとく今回の沼ノ原プログラム。はてさて、トムラウシはニッコリと微笑んでくれるかどうか?





天候:くもり一時晴れ一時雷雨



参加者:長谷川さん・藤田さん
ガイド:佐久間



行程
09:20 クチャンベツ登山口 発
10:30 「沼ノ原2km」地点 着
12:10 大沼 着
12:40 沼ノ原分岐 着
     お昼
13:10 沼ノ原分岐 発
13:50 「沼ノ原2km」地点 発
14:55 クチャンベツ登山口 着



所要時間:5時間35分
  登り:2時間05分
  散策:1時間15分
  下り:1時間45分
歩行距離:8.2km
累積標高:±388m



山行の様子

予報では晴れるハズなのだが、いまにも泣き出しそうな空。天候回復を信じて出発準備をする。

斜面が急になるあたりから残雪が出てくる。踏み抜かないようにソッと雪の上を渡る。

沼ノ原湿原の端っこに出るとめずらしい花が出迎えてくれる。

これがワタスゲの花。ふっくらした綿毛はよく見るが、花を見れるのは、雪解け直後だけ。

沼ノ原分岐に着いた直後、まるでカーテンを開けるかのように、姿を現したトムラウシをバックに。

素晴らしい被写体ばかりでフィルムはすぐになくなりそう。ん、でも、なんだかアヤシい雲が出てきたような……。

まだ残雪の残る地溏とトムラウシ。木々の芽吹きもこれからだ。

雲に隠れていた石狩岳もついに姿を現した。水面には青空が映える。

ゆっくり景色を堪能して下山を開始して30分。とつぜん「ゴロゴロ」という音が聞こえ、頭上には稲光が……。いそいでカッパを着る。

じつはこのコース最大の難所は、登山口ちかくの二カ所の丸木橋。滑らぬように慎重に渡ると、もうそこは終点のクチャンベツ登山口だ。天候もすっかり回復し、木漏れ日に輝く新緑が美しい。

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